花暦でえらぶ季節の花 vol.11 ～素敵な七夕をお花と共に～七夕スワッグ

夏の装いが目につくようになり、もうすぐ梅雨入りの時期を迎える頃となりますが、まもなく訪れるのが七夕です！

織姫と彦星が天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のこと。
「雨が降ると天の川が渡れない」ともいわれて、てるてる坊主をつるした人も多いのではないでしょうか。

梅雨の時期になると雨に濡れた青色がひときわ美しい季節になります。
今回は白×ブルーの爽やかなお色味のご紹介です。
寒色であるブルーは心を落ち着けるカラー。花嫁さんの「サムシング・ブルー」のように幸せをもたらす色というイメージもあります。

七夕スワッグ

スワッグとは、ドイツ語で「壁飾り」の意味です。
花束を逆さまにしたような形で、壁につるして飾ります。
壁につるして飾れるため、設置スペースが必要ないのが魅力です。
飾るだけで空間が一気におしゃれでナチュラルな雰囲気になるのも人気な理由の1つです。
使用している花材のかすみ草もキラキラしていてとてもかわいいですよ。

アレンジ使用花材

ブルースター

スワッグに使用している花材のブルーのお花「ブルースター」
花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」
七夕アレンジにはとても相性の良い花材ではないでしょうか。
星形の形をしていてとてもかわいいお花なので、ぜひ手に取ってご覧になってみてください！

夏の夜、8時ごろに東の空を見上げると3つの明るい星が見え、それらの星を線で結ぶと大きな三角形ができます。
これを「夏の大三角」といいます。

東の空を眺めると、天の川をはさむようにして、こと座のベガとわし座のアルタイルが向かい合っています。
この姿からこと座のベガを『織姫』に、わし座のアルタイルを『彦星』になぞらえるようになったそうです。

これらの星は7月7日頃にいちばんよく見えることから七夕の言い伝えが始まりました。
7月7日の夜は空を見上げてみてはいかがでしょうか。