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ヨーロッパ インテリア・ディスプレイ情報 番外編!

 

パリとフランクフルトそれぞれの食や名所、移動手段などをご紹介いたします。

パリの移動手段はメトロがおすすめ!

こちらがメトロ(地下鉄)の入口です。
朝の8時ごろに撮影した写真ですが、まだ日が昇る前で外は真っ暗。
1月のフランスは日の出時間が8時半ごろなのです。
ちなみに1月の横浜市の日の出時間は7時前になるのでパリは1時間30分程度遅いことになります。
外がまだ真っ暗なうちから通勤や通学をするのだなと考えると日本人的にはなんだか不思議な感覚です。

 

 

パリでの移動手段はほとんどメトロを利用しました。
メトロは2~4分間隔で走っており移動手段として大変便利です。
路線ごとに番号や色が異なるので分かりやすく、東京都内のメトロと同じような感覚で利用することができます。
パリは車の交通量が多いので、市民の方も普段はメトロを使うことが多いようです。
犬も乗車可能です。
初めてのパリで慣れない私たちよりもわんちゃんの方が堂々と乗車している状況に思わず笑ってしまいました。
しかしスリには注意です!常に緊張感を持ちながらの移動でした。

 

 

地下鉄のホームには面白い自動販売機があります。
中にコーヒー豆が用意され、駅のホームなのに挽きたての美味しいコーヒーがいただけます。
あらゆる場所にカフェがあるフランスらしい光景です。

 

 

駅のコンコースにあるごみ箱にはリンゴの芯やバナナの皮のシルエットが描かれています。
実際に電車内でリンゴを丸かじりしている人も発見!日本ではなかなか見ない光景にびっくりしました。

 

パリの名所を駆け巡りました!

せっかくのパリということで、展示会と移動の間のわずかな時間で観光名所をチラ見してきました。

 

まずはルーヴル美術館です。美術館には入らず、外をぐるっと見学しました。
建物に施された細部まで美しいレリーフに目を奪われます。
フレンチシックスタイルの家具や雑貨のデザインはこういった建築装飾からインスパイアされているものもたくさんあります。

 

 

冬のパリはどんより曇り空が多いと聞いていましたが、この日は天候に恵まれ絵画のような綺麗な青空が迎えてくれました。

 

 

こちらはエッフェル塔。
フランスを象徴する立派なシルエット。インテリア雑貨のモチーフによく取り入れられるのも頷けます。

 

 

この日は付近でファッションウィークのイベントが開催されており、エッフェル塔周辺はメディア関係と思われる方で賑わっていました。
このイベント期間は地元のお花屋さんも装花やブーケの制作で大忙しだそうです。

 

シャンゼリゼ通りでは遠くに凱旋門が見えました。
左手にあるひと際目立つ建物がルイ・ヴィトンの本社です。
改装工事中とのことで巨大なトランクに変身していました。
工事中の仮囲いにもこれだけ力を入れるなんて……スケールの大きさに驚きます。

 

 

この長い階段を上り、パリで一番高い丘モンマルトルの頂上まであがると
映画「アメリ」の舞台で知られるサクレ・クール寺院があります。

 

 

丘の上からはパリの美しい街を一望することができました。

 

 

書店で販売していたポストカードが素敵!つい購入してしまいました。
メジャーな観光地の絵柄の他、メトロの切符柄もあります。
フォトフレームに入れて飾ろうと思います。
旅先で出会うポストカードはなんだか集めたくなってしまいますね。

 

パリの魅力的なカフェやベーカリー

パリは本当にカフェが多い!
だいたい建物の角地はカフェになっていてテラス席が用意されています。
張り出したテラスの風景はパリの代名詞とも言えます。
滞在中は1月で真冬の寒さでしたが、お客さんたちが寒さを気にせずにテラス席でくつろぐ様子を多く見かけました。

 

 

 

パリはベーカリーも多いです。中でもクロワッサンが本当に美味しい!
美味しいので最初は「毎日パンでもいいくらい!」と喜んでいたのですが、滞在も後半になってくるとパンに飽きてきてしまいました……
ご存じの通りフランスは物価が高いので、手頃な朝食やランチの場合はベーカリーやカフェでパンとコーヒーとなることが多いのです。

 

 

フランスと言えばクレープ!
サクレ・クール寺院付近の可愛らしいベーカリーでは焼き立てのクレープをいただきました。
いろいろトッピングがありますが全てフランス語で書かれてるので、スマホ片手に翻訳しながら注文しました。
今はすぐ翻訳ができるので、滞在中もその辺はあまり苦労しませんでした。

 

 

パリでは手書きのプライスカードやメニューボードをよく見かけました。
手書き文字は味があっていいですね。

 

こちらはパリのシャルル・ド・ゴール空港内のマクドナルドです。
味は日本とほとんど変わらないのですが、入れ物に注目です。
ポテトの入れ物やドリンクカップがプラスチック製で再利用できるものになっています。

 

 

ヨーロッパは日本以上に環境への意識が高く、スーパーや雑貨屋さんでのお買い物もエコバックが必要です。
衣料品店でもショッピングバックの紙袋はつきません。
その代わりにエコバックのデザインはお洒落で素敵なものが揃っていましたよ!
お土産にもおすすめだそうです。

ドイツ鉄道ストライキ発生!

パリのシャルル・ド・ゴール空港を出発し約1時間半、ドイツの最大の空港フランクフルト空港へ到着しました。
私たちが到着した日からなんとドイツの鉄道ストライキが発生!ホテルからフランクフルト中心部の展示会場までの電車が動かず……
当初フランクフルト滞在中の交通手段は電車を予定していたため、大慌てで情報収集!
幸いトラム(路面電車)だけは運行していたので、滞在中は毎日トラムのお世話になりました。

 

フランクフルトのトラムは広島の路面電車と車両の形がよく似ていました 。
乗車時にチケットの確認をしないのですが、稀に係員のチェックが入る時があるそうで無賃乗車は厳しく取り締まりされます。
そしてパリのメトロと同様に犬も乗車可能です。

 

フランクフルトの街を散策

展示会の合間にフランクフルト市内でも少し観光することができました。
フランクフルトはマイン川沿いにある中央ドイツの都市。
古い町並みが残る旧市街エリアと、金融関係の高層ビルが立ち並ぶオフィスエリアが隣り合っています。

 

 

穏やかなマイン川沿いはゆっくりした時間が流れます。

 

 

歴史ある建築物の後方にガラス張りの高層ビルが見えます。
時代が混ざり合ったフランクフルトならではの景色です。

 

 

フランクフルトで外せない観光スポットのレーマー広場。
霧妻屋根の市庁舎をはじめ古き良き街並みが残されています。クリスマスマーケットが開かれる場所としても有名です。
カラフルな建物はまるで童話にでてくるような可愛らしい外観です。
クリスマス時期になると見かける家型の置物はドイツの建物をモチーフにしているのかもしれません。

 

 

建物は石造りでどっしり重厚感を感じます。
柱の装飾は獣やおじいさんの顔など、パリでみた建築装飾とは異なります。
植物モチーフ部はぶどうや木の実のような形が描かれています。
歴史ある建築の装飾部分はインテリア雑貨やフラワーアレンジメントのデザインのヒントになりそうで、
地域ごとに見比べてみるのも面白いと思います。

 

フランクフルトの美食

ドイツといえばソーセージ!
セットでついてくるパンにソーセージを挟み、ケチャップとマスタードをかけていただくのが本場スタイルらしいです。

 

 

ドイツ語の商品名だけでは味のイメージが湧きません。
食べてみてのお楽しみです。

 

 

レストランでもボリュームたっぷりのお肉料理が出てきます。
写真は5人前の量ですが、7人で食べきるのに必死なほどです。
お肉にナイフが突き刺さっているのが衝撃的。

 

 

フランクフルトでの食事はどこで食べてもとても美味しかったです!
味付けは薄すぎず濃すぎず日本人好みな気がします。
物価もパリ程高くないのでお財布にも少し優しいです。

 

こちらの酒場は地元の人気店。常連さんたちが集う場所のようです。
基本立ち飲みスタイル。

 

 

ふわふわ泡のドイツビールをいただきました!

 

 

店内の壁一面に地元サッカーチームのエンブレムが飾られています。
たしかにドイツはサッカーが有名ですよね。

 

 

こちらの酒場では日本のアニメが好きなお客さんと交流がありました。
ナルトやドラゴンボールが大好きで、主題歌を日本語で披露してくれました。
ドイツでは休暇を1ヶ月取って旅行に出かけるそうで、日本ではお盆とお正月にそれぞれ1週間程しか休まないと伝えると驚かれました……
料理のお話や週末は釣りに出かけるなど、ドイツでの普段の暮らしについても教わり楽しい時間を過ごすことが出来ました。
いつか日本に来るときはぜひ横浜に来てくださいね!

ドイツの日曜日

ドイツでは日曜日は飲食店を除くほとんどのお店がお休みなのだそうです。
お家でゆっくり過ごしましょう、ということなのですね。
実際、土曜日の夜のスーパーは、食料を買い込むお客さんで混雑していました。

 

私たちは帰国前最終日がちょうど日曜日に当たってしまったため、フライトまで待ち時間となってしまいました。
酒場で出会った地元の方に日曜日のおすすめの過ごし方を聞くと……
「サッカーの試合を見に行ったらいいよ!」と地元サッカーチームの練習試合観戦を勧められました。
せっかくなので行ってみることに!

 

 

待っているとファンが続々と集まってきました。中にはチームロゴのワッペンを全身に付けた熱狂的なファンも。
コート横ではソーセージとビールが振舞われており大盛り上がり。
私たちも少しだけ観戦させていただき、地元の方たちの空気感を体感してきました。

 

最後に

以上、パリとフランクフルトの街のレポート でした。
展示会だけではなく、街のお花屋さんやインテリアショップ、はたまた道端の街路樹や建築など、
実際に街を歩くことでディスプレイアイデアの参考になる素材がたくさん見つかります。

 

パリのメゾン・エ・オブジェやフランクフルトのクリスマスワールド、アンビエンテに行く方の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

 
 

さて、チームYDMの出張はパリ、フランクフルト合わせて計9日間。
最後はどうしても日本食が食べたくて、フランクフルト空港で見つけた日本食レストランに駆け込みました。
「MoschMosch」と書いて「もしもし」と読みます。

 

 

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